NHL新型コロナ感染なし、チームが続々とカナダのハブシティ入り

 シーズン再開間近のNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)は、プレーオフに向けて出場する24チームが続々とハブシティ入りしている。

 NHLはシーズン再開に向け、オンタリオ州トロントを東カンファレンスの、アルバータ州エドモントンを西カンファレンスのハブシティと決定。8月1日からシーズンを再開する。

 各チームはNHL再開プラン第3段階を終了し、これまでのところ新型コロナウイルスに感染した選手やスタッフはいないと発表。ハブシティ入りして、エキシビション試合を経て、シーズン再開となる。

ハブシティ2都市で全日程、10月にスタンレー杯開催予定

 NHLは当初はアメリカ・ラスベガスとブリティッシュ・コロンビア(BC)州バンクーバーの2都市で開催を予定していた。

 しかしバンクーバーはBC州公衆衛生局と新型コロナ対策で折り合いが合わず撤退。ラスベガスは新型コロナ感染者数が急増したことから、ハブシティ決定直前で変更を余儀なくされた。

 そこで比較的感染者が少なく、NHLチームを持つ2都市に決定。トロントはスコシアバンク・アリーナ、エドモントンはロジャーズ・プレースが会場となっている。

 日程ではプレーオフを通常通り行い、スタンレー杯決勝は10月になる予定。2020・21年シーズン開幕時期にずれ込むことになるが、今年はなにもかも異例の事態となりそうだ。

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