共同写真展を2015 年から毎年開催しているフォトグループ、一写入魂。3人の写真家が立ち上げたグループで、今では16人のプロ&アマの写真家たちが参加。これまでにバンクーバーで3回、東京で2回、写真展を開催している。
今年は新型コロナウイルスのパンデミックにより、ギャラリーでの作品展を開くことができないためオンラインでの写真展を開催中。メンバーは月刊ウェブマガジン”Cradle Our Spirit”の「一写入魂」で作品を発表している。バーチャルな写真展は今回が初めての試みだ。
一写入魂のサミー高橋代表は「私たちはカメラという時間を切り取ることができる素晴らしい道具を使い、生きているということを証明しています。写真を使って自己表現することに興味がある方はぜひグループに参加してください。カメラは一眼レフである必要はありません」と語る。「将来はサークルとして写真仲間を増やして、写真教室や写真ツアーなども開催したいと考えています」と意欲的だ。
7月18 日(土)にはZoomを用いて、オンライン・フォトサロンを開催。参加写真家16人の写真を紹介するとともに、それぞれの作品についての説明を行った。フォトサロンにはグループの写真家や写真に興味のある人ら合計24人が参加した。
今回のオンラインでの写真展は8月末までウェブサイトで閲覧できる。
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一写入魂 バーチャル写真展ウェブサイト
https://canadarts.ca/issha-nyukon-202007/
参加写真家
オジャ・エム・ゴトウ、中村”マント”真人、サミー高橋、Michael C Boxall、マイク平田、那須則子、松本守隆、松本明子、川口亘代、山崎智世、カイピスタチオ、花木康臣、金谷霞、田辺哲平、山本宏樹、浜本香代子(敬称略)
(取材 西川桂子)