カナダ政府はアメリカ以外の国・地域との出入国の渡航規制について、10月31日まで延長すると発表した。カナダ公安省が9月30日に公式ツイッターに投稿した。前回発表の渡航制限期限は9月30日だった。
カナダ政府は入国については現在、市民権、永住権保有者とその家族、一部の滞在資格者やエッセンシャルワーカーなどを除いて、すべての渡航者の入国を禁止している。
入国者には入国後14日間の自己隔離を義務付け、違反した場合は罰金などの罰則が科せられる。
またカナダ政府は、国際線、国内線ともに、感染者が搭乗していたフライトのリストを公表している。渡航者にはフライトリストをチェックし、自身が利用したフライトが対象となっていないか確認するよう注意を呼び掛けている。
アメリカとの国境閉鎖は10月21日まで。カナダ政府はアメリカも含めすべての国・地域への不要不急の渡航を控えるよう制限している。
カナダ国境サービス庁は、渡航規制について毎年この時期から増える暖かい地域に越冬する「スノーバード」たちにも今年は不要不急の渡航はしないよう注意を喚起している。
カナダ政府の渡航規制に関するサイト: https://travel.gc.ca/travelling/advisories
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