金沢からこんにちは
バンクーバー新報の読者の皆さま、こんにちは!“にいな”と申します。これから、本コラム「金沢からこんにちは」を担当させていただくことになりました。
普段は金沢で、ゲストハウスポンギーという、小さな宿の女将をしています。金沢で最初のゲストハウスとして、11年前にオープンしました。
コラムを通して、金沢の魅力やゲストハウスの日々をたくさん発信していければと思っています。
金沢は江戸時代には「加賀百万石」ともいわれ、藩主前田家のもと、豊かな文化をもった都市として栄えてきました。駅から歩いて30分圏内に主な観光スポットが集まっていて、とても観光しやすい街です。
2015年には北陸新幹線が開通し、東京―金沢間がわずか2時間半と、アクセスも抜群です。
第一回の今回は、市民にも観光客にも愛される金沢の台所、「近江町市場(おうみちょういちば)」をご紹介します♪
近江町市場に行ってみよう!
近江町市場は、金沢駅からまっすぐ10分ほど歩いたところにあります。来年(2021年)には開場300年を迎える歴史ある市場で、プロの料理人も主婦も利用する、まさに市民の台所です。
ひと昔前は、鮮魚や青果だけでなく、ほとんどすべての業種のお店があったそうです。
建物の中にあるので、雨が多い金沢でも、毎日楽しくお買い物ができます。新型コロナウイルスの影響でしばらくは静かだった市場の中も、最近ようやく少し活気が戻ってきました。
金沢といえば、新鮮な海鮮!
10月初めの今は甘えびが旬!鮮魚店ではたくさんの甘えびが売られています。もう少しするとカニも加わって、店先は赤一色で埋め尽くされます。
石川のブランド野菜、加賀野菜!
お魚だけでなく、石川は野菜もおいしいんです。
加賀野菜は主に金沢で栽培されているブランド野菜で、全部で15品目あります。
近くでお麩も見つけました。お麩が大好きな金沢。煮物、汁物、おでんまで、何にでもお麩を入れるんです。
車輪の形をした車麩は、煮物に入れるとだしをよく含んでとってもおいしいですよ。
これぞ金沢名物?どじょうのかば焼き!
金沢では、どじょうのかば焼きを食べるんです。
市場を歩いていると、かば焼きのおいしい香りが流れてきます。どじょうは栄養が豊富で、カルシウムはうなぎの9倍もあるんだそう。
観光のおともに、ちょっとつまめる量なのもうれしいですね。
まとめ:近江町市場は地元の雰囲気と観光の両方を楽しめる!
子どもから大人まで皆に愛されている近江町市場、いかがでしたでしょうか?いつ行っても、並んでいる食材から日本の四季を感じられて、私は大好きです!
金沢にお越しの際はぜひ、足を運んでみてくださいね。
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金沢の暮らしにご興味のある方は、チェックしてみてくださいね!
金沢オンラインまち巡り:pongyi-online.com
ゲストハウスPongyi HP:www.pongyi.com