夜間外出禁止令が出されているケベック州で、2月8日の期限を前に州政府が28日、規制について言及した。クリスチャン・デュベ保健相は、モントリオール・モントリオール広域圏と、その他のケベック州の「2種類のケベック」になると、モントリオール以外では規制緩和の方向で考えていることを明らかにした。
フランソワ・レガルト州首相は、現在実施されている8時以降の夜間外出禁止令について「効果が出ている」と語り、期限後に延長するかどうかについては来週に詳細を発表するとした。ただ「なんらかの規制緩和があるだろう」とも語った。
それでもイギリス型の変異株が増加していることについての懸念を示し、連邦政府に水際対策の強化を要求。「不要不急以外の海外渡航を禁止するか、入国者のホテルでの隔離を、早急に実施してほしい」と語った。
ただ、州をまたぐ渡航者に14日間の隔離を求めるなど州境規制を強化する州がある中で、ケベック州についてはオンタリオ州オタワとガノーとの複雑な関係をあげ、同様の規制を導入するのは厳しいだろうと語った。
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