全日本空輸(ANA)が停止していた3月28日までのバンクーバー発羽田行きの航空券の予約・販売を再開した。
日本行き航空券の予約・販売停止は新型コロナウイルス変異株感染拡大などに対する日本政府の水際対策強化によるもの。全日空は22日に、3月8日から21日までに続き、3月22日から28日についても販売を停止すると発表していた。
日本航空(JAL)も同様に国際線の海外から到着する便の一部で、予約販売を停止している。3月中のバンクーバー発成田行き便は3月24日現在、エコノミークラスは普通運賃のみの販売。ただし、4月以降は現時点で割引運賃で予約可能となっている。
全日空、日本航空ともに、日本政府からの日本入国旅客数の制限指示に基づき予約可能数を調整していて、状況は流動的。本紙が関係各所に取材をしたところ、政府は今回の制限に期限を設けておらず、当面は同じ状況が続くと見られている。
バンクーバーと日本を結ぶ便については、エアカナダが2月15日から4月30日まで運休している。
合わせて読みたい関連記事