金沢からこんにちは
みなさまこんにちは、金沢ゲストハウスポンギーの女将、にいなです。前回に引き続き、今回も金沢一の観光名所である兼六園をご紹介したいと思います。
兼六園のおすすめスポット!
今回私が訪れたのは、桜満開の4月の始め。毎年桜の開花宣言が出されると、それに合わせて一週間の無料開園が始まります。
今年は過去一番桜の開花が早く(なんと平年より12日も早い!)、満開の桜を見ながら園内散策を楽しむことができました。
約11.4ヘクタール(東京ドーム2個分以上)もの広さの庭園内には、様々な見どころあります。
今回はその中でも厳選の4か所をご紹介いたします!
①徽軫灯籠(ことじとうろう)
こちらが兼六園の一番の名所、徽軫灯籠です。
足が2本の珍しい灯籠で、琴の駒(琴柱、ことじ)に似ていることからその名がつきました。後ろの霞ヶ池、手前の虹橋(こちらは琴にそっくり!)を含めて写真を撮るのが人気で、いつ来ても人が並んでいます。
この日は着物の方が何人も園内を歩かれており、風情がありました。
ザ・兼六園!な写真を撮りたい方は、まずはぜひこちらに向かってみてくださいね。
②蓬莱島(ほうらいじま)
広い庭園内の中で、私が一番面白いと思うのがこちらの蓬莱島です。
この島、何かの動物に形が似ていると言われているのですが、お分かりでしょうか?
そう、答えは亀。不老不死を願って作られた島で、「亀甲島」とも呼ばれます。右側にある石が亀の頭で、少し見にくいですが左側にはしっぽを表す石塔があります。
そう言われてみると次からはもう亀にしか見えなくなったのは、私だけではない…はず?
③根上りの松(ねあがりのまつ)
太い根が隆々と盛り上がった黒松です。地表から出ている根は約40本、高さは2メートルほどにもなり、近づいてみると圧巻です。
満開の桜のやわらかなピンクと、男性的な松のコントラストがとてもきれい!
この松は初めからこのような姿だった訳ではなく、盛り土をした上に松を植え、大きくなってから根の部分の土を取り除くという方法でできました。
「根上り」の名から、株の値が上がる、運気が上がるとも言われていますので、ぜひ行ってみてくださいね!
④噴水
この噴水は、日本最古と言われています(1861年頃)。自然の高低差を利用して、水源である霞ヶ池の水圧だけで噴き上がっています。
高さ約3.5メートル。近づくと聞こえる滝のような水音がとても気持ちが良い場所です。
おまけ
自然豊かな兼六園には、アオサギや鯉など、たくさんの動物も暮らしています。この日は2羽のかわいいカルガモに出会いました!
夜は無料のライトアップも!
観桜期の無料開園中は夜のライトアップもされており、こちらも見ごたえがあります。
庭園内に420本(40種類)ある桜の木が優しい光とともに暗闇の中に浮き上がってくる様子は幻想的で大変美しいです。
まだまだ語り足りないほど魅力あふれる兼六園。四季折々の姿があり、日本の良さ、和の美しさを感じられる場所です。
金沢にお越しの際はぜひ一度、足を運んでみてくださいね!
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