鮮やかな黄色が美しいラバーナム。キハナフジ、キングサリ(金鎖)とも呼ばれ、その名のとおり黄色いフジ、もしくは金色の鎖のような、優美な花で見る人を魅了する。
バンクーバーでは特にバンデューセン植物園のラバーナムが有名で、園内のラバーナムの小径(Laburnum Walk)はまるで花のトンネル。風にゆらゆらと揺れる黄色い花房が、陽の光を浴びてキラキラとするさまは、ハッと息をのむほど美しい。
紫のフジは日本の固有種らしく、カナダではめったに見ることはない。代わってレモン色のラバーナムが目を楽しませてくれる。
公衆衛生命令下にあるブリティッシュ・コロンビア州だが、バンデューセン植物園はオープンしている。チケットはオンラインでのみ販売で、予約が必要となっている。
入場人数が制限されているためコロナ前のシーズン中のように混みあうことなく、ゆったりと花を満喫できる。これはインスタ映えする写真を撮るチャンスかも?!
四季折々の花が訪れる人を迎えてくれるバンデューセン植物園。現在、見頃を迎えているのはラバーナム以外にも、シャクナゲやツツジ、アヤメ。バラも咲き始めている。バンクーバー周辺はシャクナゲでも知られていて、色とりどりの大きな花が華やに街を彩っている。
バンデューセン植物園
住所
5251 Oak Street, Vancouver
(West 37th AvenueとOak Streetの角)
TEL
604-257-8335
開園時間
10:00 am ~5:00 pm
Truffles Fine Foods Café
10:30 am ~ 5 pm(毎日)
ギフトショップ
10:00 am ~ 5:00 pm(金~日のみ)
チケット購入
https://vandusen.myzonetickets.com/
料金
大人 $11.70
シニア(65歳以上)$8.20
青年(13~18歳)$8.20
子ども(5~12歳)$5.85
チケット購入時、別途手数料1ドルがかかる。
(取材 西川桂子)
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