ジャスティン・トルドー首相は今朝の記者会見で、現在閉鎖されているアメリカとの国境再開について、国民の75パーセント以上がワクチンを接種していることが必要との認識を示した。
「普通の生活に戻りたいと誰もが思っているが、普通の生活に戻る前に新型コロナ感染者数を抑える必要があり、カナダで規制を緩和するにはワクチン接種対象者の75パーセントが終えている必要がある」と述べた。
カナダとアメリカの国境は2020年3月21日に必要不可欠な行き来を除いて閉鎖されている。一部報道によると、両国はすでに国境再開に向けて話し合いを始めているという。しかし、今月21日に迎える期限は30日間延長される見通し。
トルドー首相は「カナダは引き続きパートナーと協力し、適切な時期にはいい状況でありたいと思っている」と語った。
オックスフォード大学が発表している世界のワクチン接種状況によると、5月17日時点でカナダでは少なくとも1回の接種を受けている国民は46.05パーセントで、アメリカは47.19パーセントとなっている。
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