「珈琲ゼリー」

鈴木公子さんのコーヒーゼリーPhoto courtesy of Kimiko Suzuki

~カナダで楽しむ食の世界~

 今年の夏は例年に比べ、猛暑が続きます。8月中旬を過ぎ暑さも落ち着いてきましたが、今回はゼラチンを使った珈琲ゼリーをご紹介します。

材料 (小さいカップ4個分)

  • 粉ゼラチン 一袋(5g入り)(今回はKnoxブランドを使用。一袋5g入り)
  • 水大さじ3
  • 濃いめの珈琲 450ml
  • 砂糖(好みで大さじ2杯程度)
  • 好みでアイスクリームやホイップクリーム

作り方

  1. 小さい器に水大さじ3杯を入れ、ゼラチンをまんべんなく振り入れる。
  2. 濃いめに作った珈琲を小鍋に入れて温め(この時珈琲は沸騰させない。沸騰させるとゼリーが濁り食感が悪くなります)、好みで砂糖と、ふやかしたゼラチンを珈琲に加え、砂糖とゼラチンをよく溶かす。
  3. 粗熱が取れたら、小さい容器に珈琲液を4等分し、冷蔵庫で5時間以上冷やす。
  4. 好みでアイスクリームやホイップクリームをのせて頂く。

Tips!

  • ゼラチンを必ず水でふやかす事。またゼラチンは水に振り入れる事。ゼラチンに水をかけるとムラになってしまいます。
  • アイスクリームや甘いホイップクリームを添える際は珈琲ゼリーは無糖でもおいしいですし、無糖の珈琲ゼリーはダイエット中のデザートにもぴったり。少し甘みが欲しいときはメープルシロップをかけても。
  • 珈琲はドリップでもインスタントコーヒーでも。
  • 基本の分量はゼラチン5gに対し、水分500mlですが、固さの好みは水分で調整してください。
  • 珈琲の代わりに市販のアップルジュースを使ってフルーツ系ゼリーもさわやかでおいしいです。

鈴木 公子(すずき きみこ):和歌山県出身。ノースバンクーバーを拠点に旬の野菜、地元の食材を使った和食を発信。母親から本当の家庭料理を学び、ミシュラン一つ星、京都とり料理瀬戸の女将さんから『おもてなしの心』を学ぶ。 Cook Culture及びWell Fed Studioの和食インストラクター。UBC Farmにて和食のワークショップ開催。
www.kimikoskitchen.wordpress.com