トロント映画祭が9月9日から始まった。同映画祭はカナダ最大の都市、トロントで開催されていて、今年で第46回目を迎える。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大で開催が危ぶまれる中、規模を縮小してオンラインと屋外および屋内のシアターで上映を行った。今年も昨年同様、オンラインとシアターでの上映のハイブリッド方式となっている。
アカデミー賞の有力作品が並び、前哨戦とも呼ばれることが多い、トロント国際映画祭。今年、上映される日本人監督の作品は『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)、『犬王』(湯浅政明監督)、『不安な体』(水尻自子監督)、『earthearthearth』(斎藤大地監督)の4作品。
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・『ドライブ・マイ・カー』
村上春樹の同名短編小説を基にした作品。バンクーバー国際映画祭でも上映予定で、バンクーバー新報がメディアパートナー。濱口竜介監督。
デジタル
9/15 (水)4:00pm、9/18(土)10:00am
カナダ国内から視聴可能。
劇場上映
9/16 (木)10:00am
TIFF Bell Lightbox
・『犬王』
古川日出男の「平家物語 犬王の巻」を映画化。湯浅政明監督。
劇場上映
9/18(土) 9:00 am TIFF Bell Lightbox
・ 『不安な体』
カンヌ国際映画祭監督週間でもプレミア上映された5分47秒の短編。水尻自子監督。
9月12日、13日に上映された。
・『earthearthearth』
9月11日と12日に上映された。斎藤大地監督。
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