カナダ、国際線受け入れ空港拡大へ

 国際線受け入れ空港をトロントやモントリオール、バンクーバーなどの空港に限定していたカナダで、11月30日から新たに8カ所の空港で国際線受け入れを再開する。カナダ運輸省が11月2日に声明を出した。

 新たに国際線の離発着が再開されるのは

  • セントジョンズ(St. John’s International Airport)
  • ハミルトン(John C. Munro Hamilton International Airport)
  • ウォータールー(Region of Waterloo International Airport)
  • レジャイナ(Regina International Airport)
  • サスカトゥーン(Saskatoon John G. Diefenbaker International Airport)
  • ケローナ(Kelowna International Airport)
  • アボツフォード(Abbotsford International Airport)
  • ビクトリア(Victoria International Airport)

の8カ所の空港。

 現在、国際線が利用できるのは、ハリファックス、トロント・ピアソン、トロント・シティセンター、ウィニペグ、オタワ、モントリオール、ケベックシティ、エドモントン、カルガリー、バンクーバーの10の空港のみとなっている。

 カナダ政府は新型コロナウイルス感染拡大により、今年2月から国際線利用が可能な空港を制限してきた。

 「ワクチン接種が進んだことで、新たな空港で国際線旅客機の受け入れができるようになりましたが、カナダ政府では引き続き慎重に国境再開を進めています。一方で、今年の冬、海外旅行に行くのに利用することができる地域の空港を増やしていきます」とオマー・アルガブラ運輸大臣は述べた。

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