カナダの水際措置が25日から緩和

 カナダ政府が4月25日より新型コロナウイルス感染症に関する水際対策措置を緩和した。

 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が1回のみ、あるいは接種を受けていない5歳から11歳の子どもについては、ワクチン接種を終えた保護者が同行していれば、カナダ入国前に新型コロナ検査を行う必要がなくなった。

 一方、12歳以上については、ワクチン接種を終えていない場合は引き続き、入国前に検査を受ける必要がある。5歳未満については検査結果の提示は求めない。

 さらにワクチン接種を完了している人は、入国の際の隔離計画の提出が不要になった。ワクチン接種を完了した保護者が同伴する5歳から11歳の子どもや、医療上の理由でワクチン接種ができない人も提出しなくてもよい。

 これまでは、ワクチン接種済みかどうかにかかわらず全員、隔離計画の提出を求められていた。

 また、これまではワクチン接種済みでも求められていた到着後14日間の、公共の場所でのマスク着用、新型コロナの症状が出ないかモニターする、一緒に渡航した人にコロナの症状が出たり検査の結果が陽性だった場合の自宅などでの隔離、訪れた場所や濃厚接触者のリストの作成は不要となった。

 ただし、カナダ到着前72時間以内のArriveCANでの登録は依然必要となっている。

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