今年のカナダデーは3年ぶりに各地でイベントが開催された。ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーでも、ダウンタウンではカナダプレース前にステージを設定し、多くの人がミュージックを楽しんだ。
ジャック・ポール・プラザの前ではフードトラックも並び、晴天の中、久しぶりに国民が集まって、カナダの誕生日を祝った。
バンクーバーウォーターフロントでは残念ながら花火が上がらなかったものの、サレー市などでは花火で155回目のカナダの誕生日を祝った。
国民一人ひとりがいまのカナダを作っている:トルドー首相
首都オタワでも今年はステージを設けて、メアリー・サイモン総督やジャスティン・トルドー首相らが参加して例年のようなカナダデーイベントが開催された。
トルドー首相は、いまのカナダはここまで国を作り上げてきた人々なしにはありえないし、現在も国民一人ひとりがカナダを作っていると称えた。また先住民族に対するカナダの過ちにも触れ、寄宿学校跡地から子どもの遺骨が見つかった事件を彼らの歴史をもっと知る機会としなければならないとも語った。
カナダは世界で最もすばらしい国だが、決してパーフェクトではない。国民が協力してカナダをよりよくしていく努力と価値、国旗メープルリーフはそれを象徴していると国民に訴えた。
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