ジャスティン・トルドー首相事務所は、安倍晋三元首相の国葬に参列するためトルドー首相が9月24日から28日までの日程で日本を訪問すると9月21日に発表した。カナダ国民を代表して哀悼の意を伝えるという。トルドー首相と安倍元首相は、先進7カ国(G7)首脳会議や20カ国・地域(G20)首脳会議、アジア太平洋経済協力会議(APEC)などの国際会議で会談を重ね、2019年には安倍元首相がカナダを訪問するなど、日加関係および太平洋地域の安定のために関係を深めてきた。トルドー首相は安倍元首相を追悼し、在カナダ日本国大使館で弔問几帳している。
また、トルドー首相は、「日本とのパートナーシップに対するカナダのコミットメントを再確認する」として、訪問中には岸田文雄首相との会談も予定。日本が2023年にG7議長国を務めるにあたり、共通の優先事項を推進する。
会談では、「カナダと日本の戦略的パートナーシップ、とりわけ自由で開かれたインド太平洋地域への共同のコミットメントを再確認し、強化する予定。また、北朝鮮の核兵器および弾道ミサイル開発計画の脅威を含む地域の安全保障問題について議論する」と発表している。
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