アマンダ・トッドさん事件の被告に懲役13年の判決

 約10年前、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州の15歳のアマンダ・トッド(Amanda Todd)さんが、オンライン上で性的な嫌がらせを受けた事件で、10月14日、オランダ人のAydin Coban被告に、懲役13年の判決が言い渡された。検察側が求刑していた12年よりも、長い刑期が課せられることになった。弁護側は2年を要求していた。

 2009年から2012年にかけて、同被告はアマンダさんに対し、フェイスブックやユーチューブなどのオンライン上で、執拗に性的な嫌がらせを行った。精神的苦痛を受け続けたアマンダさんは、2012年10月、自分が受けた虐待をフラッシュカードでつづったビデオを制作、アップロードした後、自殺した。

 Coban被告は8月に、アマンダさんに対する恐喝罪、児童ポルノの所持などで起訴されていた。BC州最高裁判所のMartha Devlin判事は、同容疑者の行動が、アマンダさんの自殺の重要な要因になったかはわからないとしつつも、アマンダさんのメンタルヘルス問題やうつ病、薬物利用の原因となる深刻な危害をもたらしたと話した。

 Coban被告は、オランダでも似たような事件を起こして懲役11年の判決を受けており、現在同国で服役中。それを終えた2024年から今回の13年の懲役が始まる。

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the Ending Violence Association of Canada https://endingviolencecanada.org/sexual-assault-centres-crisis-lines-and-support-services/

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