カナディアンフットボールリーグ(CFL)は2024年に開催される第111回グレイカップの開催地がBCライオンズの本拠地バンクーバーに決定したと11月2日発表した。
グレイカップは、そのシーズンのCFL優勝チームに贈られる優勝カップの名称だが、一般的に優勝決定戦のことも指す。チームはこのグレイカップ獲得のために毎シーズン戦っている。
CFLは9チームが東西地区に分かれ、レギュラーシーズン18試合を戦う。BCライオンズを含む西地区が5チーム、東地区4チーム。各地区レギュラーシーズン上位3チームがプレーオフに進出。東西の優勝チームがグレイカップに進出する。
グレイカップの開催地では、決勝戦の1週間前からグレイカップウィークが始まり、街はCFLファンであふれ、お祭り騒ぎとなる。
前回のバンクーバーでのグレイカップ開催は2014年。その前には2011年にも開催。この時は、BCライオンズが優勝し、大盛り上がりとなった。以来、優勝から遠ざかっている。
今季のライオンズは、西地区2位となり久しぶりに本拠地BCプレースでプレーオフを迎え、カルガリー・スタンピーダーズに勝利。今月13日にはグレイカップへの切符をかけてウィニペグでブルーバマーズと戦ったが、20-28で敗れた。
今年の第109回グレイカップは、20日にサスカチュワン州レジャイナで開催。東のトロント・アーゴナッツと西のウィニペグ・ブルーバマーズが対戦する。
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