バンクーバーを襲った大雪の影響で12月20日はバンクーバー国際空港のフライトスケジュールが大幅に乱れた。
同日に日本へ出発する予定の日本航空と全日空はキャンセルとなり、翌日に予定を変更。搭乗する予定だった乗客は空港で何時間も待たされたあとのキャンセルに、ホテルの予約などに追われた。
日本航空ではチェックインのために待っている乗客に状況の説明もなく、乗客には不安が広がっていた。
同日のエアカナダ3便バンクーバー発成田着は予定を大幅に遅れて出発した。
また、12月21日のバンクーバー発成田着は、日本航空、全日空ともキャンセルに。成田を21日出発予定だった両社のバンクーバー行きもキャンセルとなっている。エアカナダは運航を予定している。
その他のバンクーバー発アジア路線でも21日は韓国行きなどキャンセルが相次いでいる。
バンクーバーを含むブリティッシュ・コロンビア州南西部では12月18日から雪が続いており、空の便だけでなく、公共交通機関も大きく乱れた。今シーズンに入りバンクーバーが雪に見舞われるのは3回目で、バンクーバー国際空港や公共交通機関の雪への対応の悪さに批判の声が上がっている。
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