ジャスティン・トルドー首相事務所(PMO)は1月5日、岸田文雄首相が1月12日にカナダを訪問すると発表した。岸田首相にとっては、2021年10月の首相就任以来、初のカナダへの二国間訪問となる。
カナダ訪問中には、トルドー首相と会談する。PMOは声明で「トルドー首相は、岸田首相と会談し、日本の次期G7議長国としての優先事項について協議する。また、自由で開かれたインド太平洋へのビジョンや、両国経済を成長させ、両国の人々に利益をもたらすための二国間貿易、投資、イノベーションのさらなる強化など、カナダと日本が共有する価値観について引き続き協力していく予定」と発表。
さらに、「ロシアの違法かつ不当なウクライナ侵攻について話し合い、ウクライナ政府および国民を支援するために引き続き協力する予定」としている。
トルドー首相は「カナダと日本は、数十年にわたる協力関係、共通の価値観、そして両国民の深い絆に根ざした緊密な友好関係を共有しています。2018年以来、両国の企業や労働者の成功を支援してきたTPP包括的・発展的協定によって強化された強力な貿易、イノベーション、投資関係から、私たちはともに恩恵を受けています。岸田首相をカナダに迎え、カナダと日本の人々のために結果を出すために、さらに緊密に協力することを楽しみにしています」と声明を発表している。
次期G7サミット(主要7カ国首脳会議)は、5月19日から21日まで広島で開催される。
(記事 編集部)
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