Williams Lake First Nationは1月25日、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州ウイリアムズレイクのレジデンシャルスクール(先住民寄宿学校)St. Joseph’s Mission Residential School跡地内での2回目の調査結果を発表した。地中探知レーダーで人骨の可能性を示す特徴を持つ66個の「反射物」が発見されたという。
また、記録では、16人の子どもが同校在学中に死亡したとされていたが、今回の調査で少なくとも28人が死亡していたことが分かったと記者会見で発表した。これらの子どもの多くは、無記名の墓地に葬られたと見られている。
Williams Lake First NationのチーフWillie Sellars氏は、今回の調査結果はあくまでも現時点のものだという認識が重要だとした。782ヘクタールの敷地内で、地中探知レーダーによる調査が行われたのは、現在時点でわずか34ヘクタールだという。
St. Joseph’s Mission Residential Schoolは、1891年にローマ・カトリック宣教師によって開校、のちにカナダ政府に引き継がれ1981年に閉校した。2021年に行われた1回目の調査では、人骨の可能性を示す93個の反射物が確認されている。
(記事 編集部)
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