日本女子代表がバンクーバーで大会初勝利をあげた。BCプレースで開催されているラグビーセブンズ世界大会カナダセブンズ。
大会は今年から男女同時開催となり、3日間の日程で行われている。
初日は強豪オーストラリア、フランス相手に2連敗したものの、2日目のプール3試合目スペイン戦に17-12で勝利。11分にトライをあげて、接戦を制した。
その結果、プール戦では3戦1勝2敗で3位となり、トーナメント9-12位決定戦に進んだ。
トーナメント1試合目は招待チームのコロンビアと対戦。圧倒的な差を見せつけ、6トライの43-0で圧勝した。次は大会3日目、9位決定戦に進む。
日本男子代表は2日目、プールBの3試合目をフランスと対戦し、5-46と圧倒された。これでプール戦は3戦全敗となり、トーナメント9-16位戦に進んだ。
トーナメント1試合目はウルグアイと対戦。後半に1トライ、1コンバージョンで同点に追いついたものの15分にトライを決められ、7-14で惜敗した。
3日目は13-16位決定戦に進む。
カナダセブンズ
ワールドラグビー・セブンズシリーズのバンクーバー大会。これまでは毎年3月第1土・日曜の2日間、男子の北米大会第2戦(第1戦はアメリカ)として開催されていたが、2023年から女子も同時開催。女子の北米大会はバンクーバーのみ。
2020年3月の大会終了直後から始まった新型コロナウイルス感染拡大の影響で、21年、22年は変則スケジュールに。フル大会は3年ぶり。
ワールドラグビー・セブンズシリーズ
毎年秋に始まり春にシーズンを終える7人制ラグビー世界大会。ドバイを皮切りに、男子は10大会、女子は7大会開催。合計ポイントでそのシーズンの優勝チームが決まる。2022-23年シーズンは、2024年パリ五輪の予選を兼ね、上位4チームが五輪出場権を獲得する。
(取材 三島直美/写真 斉藤光一)
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