バンクーバー・ホワイトキャップスFCはLAFCをバンクーバーに迎え、CONCACAF Champions League準々決勝に臨んだ。
4月5日(BCプレース:11,652)
バンクーバー・ホワイトキャップスFC 0-3 LAFC
前半を無得点で折り返した両チーム。56分にLAFC・Bouangaの目の覚めるようなミドルシュートが決まり0-1。その後も65分にホワイトキャップス守備陣の乱れから1点を許し、69分にも追加点を入れられた。
CONCACAF Champions League準決勝進出に黄信号
前日の記者会見でVanni Sartini監督は、ここまで3月11日から引き分けながらも負けなしでチームは調子を上げ、4月1日に勝利したことを評価した。ただ「大変なのは勝ち続けること」と語り、決して油断してはいなかった。
試合は13分、ホワイトキャップスBlackmonが放ったシュートが惜しくもGKの手をかすめ、先制点のチャンスを逃した。その後も決定弾に欠き、終わってみればファーストレグで3点差をつけられての黒星。昨年MLS優勝チーム相手に厳しい状況でセカンドレグを戦うことになる。
3月8日に行われたホンデュラスのレアルC.D.エスパーニャとの対戦ではファーストレグをBCプレースで5-0と快勝し、敵地に乗り込んでの3月15日セカンドレグでは2-3と敗れたものの、合計得点で7-3とし、準々決勝に勝ち上がった。
CONCACAF Champions Leagueは、北中米カリブ海サッカー連盟主催のクラブチーム大陸選手権大会。優勝チームはFIFAクラブワールドカップ2023に出場する。
ホワイトキャップスが準決勝に進むには4月11日、ロサンゼルスでのセカンドレグに4点差以上をつけて勝つしかない。限りなく赤に近い黄信号という劣勢を背負って、敵の本拠地で逆転勝利を狙う。
(写真 斉藤光一/記事 編集部)
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