終活は新しい大人のマナー
叶多範子
はじめまして。海外終活アドバイザーの叶多範子(かなだのりこ)と申します。この度、こちらのサイトで終活に関するコラム “Let’s 海外終活”を発信させて頂くことになりました。これから、どうぞよろしくお願いします。
早速ですが、あなたは「終活」という言葉を聞いて、真っ先に思い浮かんだことは、何だったでしょうか?
- 縁起が悪い
- 「死」を思わせるので、なんだか怖い
- 自分には関係ない
- まだ若いので、必要ない
これは今までに私が「終活」に関わるお仕事をしている間に、よく耳にした言葉です。
「終活」は、「終わりを準備することで、未来に活かす」こと。
「終活」は、どうしても「終」わる時、「終」わった後のこと(例えばお葬式やお墓、相続など)ばかりフォーカスされがちですが、終わりにだけ目を向けず、今までのご自分の経験や体験を「活」かし、いつまでも自分の好きなことをして、「活き活き」とこれからの人生をもっと楽しく生きる!つまり自分の未来をより良いものにすることが「終活」だと私は考えています。
終活でこれからのあなたの人生設計、ライフプランニングをし、土台を作ることで、何が起きても大丈夫!という安心をあなた自身も、そして大切なあなたの家族や周りの人も手に入れることができます。
もしこれを読んでくださっているあなたが、「終活」に対して今あまり良いイメージを持っていない、よくわからないと思っていたら、これからの投稿を読んでいただき、「終活」を少しでも前向きに捉えていただけるようになっていただけることを願っています。
またこのコラムを読んでいくうちに、終活に興味を持ってもらったり、実際に終活をしてみよう!と行動を起こされる方が出てきたら、それに勝る喜びはありません。
また海外に住んでいる私たちこそ、「終活が大事!」「なぜ?」というお話も、おいおいしていく予定ですので、ぜひ今後とも毎月楽しみにこのコラムを読んでいただけると嬉しいです。
叶多範子(かなだ・のりこ)
海外終活アドバイザー
「なんの準備もなく、認知症になった」、「終活をせずに亡くなり、家族や周りの人が困った!トラブルになった!」を少しでも減らしたいという思いから、特に海外に住んでいる日本人の方を対象に、ご自分とご自身の大切なご家族のための「海外終活」の大切さと必要性を広める活動をしています。2023年の5月下旬に初めてとなるKindle本を出版予定。
家族はカナダ人の夫+息子2人+猫1匹、バンクーバー在住。
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