カナダ環境省は5月12日、バンクーバーを含むブリティッシュ・コロンビア(BC)州南西部で、5月12日から16日まで季節外れの暑さが襲うとして注意報を発令した。
最高気温は20度後半から30度前半で、最低気温でも10度前半から半ばとなると予想している。
特に気温が高くなると予想されるのは14日と15日。対象となる各地で、平年より最高気温が10~15度、最低気温も5~10度高くなるという。
最高気温の記録を更新する地域が多くなると予想されるが、2021年6月下旬の「ヒートドーム」のような暑さにはならないとしている。
ただ、この時期の急な気温上昇により、積雪の融解が進み、局地的な洪水が発生する可能性があると警告。また、これまで比較的寒い日が続いていたため、急な気温の上昇に伴い熱中症などを引き起こす可能性があり、体調管理などに注意を呼び掛けている。
バンクーバーでも体感気温は30度越え
ウェザーネットワークによると、バンクーバーでも13~15日は27~28度と気温が高く、体感温度は30~34度になるとの予報を出している。
メトロバンクーバー内陸部アボツフォードでは、気温が30度を超え、体感気温は36度にまでなると予想。16日以降も暑い日が続くとの予報となっている。
(記事 編集部)
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