ブリティッシュ・コロンビア(BC)州デルタ市ラドナーの教会Ladner United Churchで、プライド・フラッグを屋内に掲げた窓ガラスに黒いペンキがかけられているのが見つかった。
事件が起こったのは、6月のプライド月間を目前にした5月31日。同教会のNancy Painter牧師はCBCの取材に対し、「胃をパンチされたよう」としながらも、プライド・フラッグを降ろすつもりはなく、これからも「人々が尊厳を持って平等に扱われるよう立ち向かう」と話した。
同教会にはたくさんの人が立ち寄り、寄付をしたり、支援の言葉をかけたりしているという。また、6月1日には教会の庭に、誰かが「LOVE WINS」と書かれたレインボーカラーのサインを立てた。同教会はSNSで、この支援者に感謝の意を表している。
デルタ市警察は今回の事件をヘイト・クライムとして捜査している。同教会のプライド・フラッグへの破壊行為はここ数年で5回を数え、以前にもスプレー・ペイントをかけられたり、ナイフで切られたりなどの事件が発生したという。いずれも犯人は見つかっていない。
(記事 編集部)
合わせて読みたい関連記事