バンクーバー・ホワイトキャップスFCが2年連続でCanadian Champiohship優勝を果たした。
6月7日BCプレースにCFモントリオールを迎えての決勝戦。接戦となった試合は、GK高丘の活躍もあり、ホワイトキャップスが2-1で制した。
6月7日(BCプレース:20,072)
バンクーバー・ホワイトキャップスFC 2-1 CFモントリオール
ホワイトキャップスは序盤から圧倒的に攻めるも、相手GKの攻守に阻まれ得点できず先制点は後半に入ってから。57分、この日初めて見せた相手GKのミスを逃さずWhite(24)がゴールして1-0。66分にはPKのチャンスにGauld(25)が確実に決めて2-0と突き放す。しかし、85分に1点を返され、91分にはあわや同点となるシュートをGK高丘が阻止。96分にもシュートを体を張って止め試合終了。キャップスが2年連続優勝を決めた。
カナディアン・チャンピオンシップ優勝はノルマだと思って
GK高丘はこの日の試合を振り返って、「優勝が決まった瞬間はうれしかったです」と顔をほころばせた。試合は終盤にモントリオールが猛攻。91分にはゴールネット右上、止めなければ確実に同点に追いつかれていたシュートを阻止して、会場は高丘のファインプレーに大歓声が沸き起こった。
「ホッとした部分もありましたけど、去年優勝したことを聞いていましたので、自分が来て優勝し損ねたでは、僕が来た意味もないと思っていたので、このカナディアン・チャンピオンシップで優勝を取るのは一つのノルマだと思ってやってきました」との思いで臨んでいたという。
最後も高丘がシュートを止めたところで試合終了のホイッスル。高丘を囲むようにチームメートが集まり、2年連続の優勝を喜んだ。
(写真・ビデオ 斉藤光一/記事 三島直美)
合わせて読みたい関連記事