バンクーバー・ホワイトキャップスが約1カ月ぶりにバンクーバーに帰ってきた。長いアウェイでの連続7試合を3勝2敗2分けで終え、9月30日、ホームにDCユナイテッドを迎えた。
9月30日(BCプレース:19,422)
バンクーバー・ホワイトキャップス 2-2 DCユナイテッド
先制はホワイトキャップス。試合早々の2分にホワイト(#24)が決め、1-0。しかしユナイテッドも11分に同点に。後半、ホワイトキャップスはPKのチャンスにガウルド(#25)が決め、再び突き放すも、62分に同点に追いつかれる。結局、試合はそのまま引き分けた。
プレーオフ進出に向け「ファイティングモードが必要」
「全体的に内容は良かった」とVanni Sartini監督は記者会見で語った。最初の失点は「(相手への)ギフトだった」と、キャップスのディフェンダーが足を滑らせたためGK高丘からのボールを受け取れず相手に得点を許したシーンを振り返った。「ディフェンダーがソフトだと相手のオフェンスが強く出てくる」と繰り返す。
アウェイが続いて選手たちが疲れているのではないかとの質問には、「この時点で100%の選手はいない。疲れているのは相手も同じこと」と、同点だったことに疲れは言い訳にできないと厳しい表情で語った。
次戦10月4日BCプレースでのセントルイス・シティSC戦でキャップスが勝利し、ミネソタ、もしくはダラスが敗れるとプレーオフが決まる。
「良いプレーをしているが結果がついてこない。今は結果が全て。チームには、メンタル的にも、テクニカル的にも、ファイティングモードが必要」と次を見据えた。
9月30日はNational Day for Truth and Reconciliation
この日は、カナダの祝日 “National Day for Truth and Reconciliation”。試合前練習では選手たちは全員オレンジのシャツを着用。
試合前には先週民族の人たちによるブレッシングも行われた。
(写真 斉藤光一/記事 編集部)
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