メトロバンクーバーでオンライン通販「アマゾン」の配達ドライバーが逮捕される事件が連続して起きた。
最初の事件が起きたのは9月。自社のドライバーが盗んだ商品をオンラインで売ろうとしているとしてアマゾンがバーナビーRCMP(連邦警察)に通報した。ドライバーは配達を完了したとしていたが実際には購入者は商品を受け取っていなかった。警察は9月29日にバンクーバー市で28歳の男を逮捕し、合計2,200ドル分32個の荷物を押収した。
続いて11月22日にはサレー市で26歳の男が6件の盗難容疑で、その翌週の11月29日にはバンクーバー市で25歳の男が3件の盗難容疑で、それぞれ逮捕された。これらの事件で盗まれた商品は627ドルの男性用腕時計から35ドルのアップル社エアタグまで多岐にわたった。
バーナビーRCMPは、この3件に関連性はないと見ており、こうした(アマゾンのような)企業はセキュリティ体制を整えているため、このような事件が起こるのは珍しいとしている。同時に消費者に対しては、特にホリデーシーズンは配達物の盗難に注意し郵便受けなどを頻繁に確認するよう呼びかけている。
(記事 編集部)
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