今年で14回目となる「ホットチョコレートフェスティバル」が、1月13から2月14日までメトロバンクーバーで開催中だ。このフェスティバルは、2011年に寒さ厳しい季節にホットチョコレートを通じて地元のビジネスに活気を吹き込むためにスタートした。
今年は12店が新しく加わり、メトロバンクーバー全体で105のショップが162種類のフレーバーで参加している。
カフェ、ベーカリー、ショコラティエの参加が多いが、ジェラートやアイスクリームショップも参入。
フェスティバル限定の特別なホットチョコレートメニューでバンクーバーを盛り上げる。
初参加のMercato di Luigiで「CIOCCOLATA CALDA AL PISTACCHIO」
メトロバンクーバーに15店舗を展開する常連のArtigianoでは、濃厚なチョコレートと特製ローズマリーバニラシロップがブレンドされた「S’MORELICIOUS HOT CHOCOLATE」が味わえる。ガスバーナーで焼かれたマシュマロホイップ、ローズマリーの枝、スモアクッキーとともに目でも楽しい。
さらにマシュマロホイップとホイップクリームが乗った濃厚なダークチョコレートシロップとスパイスのブレンド「CHOCOLATE CALIENTE」は、シナモンと塩キャラメルがふりかけられたスペシャルメニューだ。
今年初めて参加するイタリアの食料品ショップ兼カフェMercato di Luigiはスペシャル限定メニュー2つを用意。
温かいクラシックイタリアンティラミス「TOASTY TIRAMISU」は、リッチでクリーミーで酸味があり、チョコレートの風味がたっぷり詰まっている。
「CIOCCOLATA CALDA AL PISTACCHIO」は、ナッツの風味豊かなホットココアと砕いたピスタチオ、添えられたピスタチオのアマレッティが織りなす絶妙な味が楽しめる。
Mercato di LuigiマネージャーMariana Barrosさんに初めての参加を決めた理由を聞くと、「皆さんが知っているこのイベントをきっかけにお客様の来店に繋がり、私たちのことを知ってもらうよい機会になるからです。期間中にたくさんの方がスペシャルメニューをオーダーしに来てくれるのでとても忙しく、この結果に満足しています」とにこやかに答えた。
日加トゥデイの取材には「ありがたいことに、たくさんの日本人のお客様も来てくれます。さらに多くの皆さんのご来店と私たちの全てのメニューを体験してもらえるとうれしいです」と語った。
フェスティバルでは期間中にインスタグラム写真投稿コンテストも開催されている。賞品は参加店から総額1,700ドル相当のギフト券。結果はバレンタインデーの午後9時ごろに発表される。詳しくはウェブサイトを参照。
The 14th Annual Hot Chocolate Festival: https://hotchocolatefest.com/
(取材 古川紋)
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