例年通り、2学期の始業日には、「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」という慣れないご挨拶から教室で元気な子ども達と始まる。そして、今月の目標にある「一年の計は元旦にあり」の言葉に沿って生徒は、「宿題を言われる前にやる」、「兄弟喧嘩をしない」、「起こされないで起きる」など思い思いの計画を発表する。
それから、みんなが楽しみにしている日本のお正月遊び、かるた取り(小、中学科)・百人一首(中、高等科)・手作りすごろく(ひらがな・漢字・ことわざ等)・福笑い・はねつき・手作りこま回し・けん玉・書初め(中、高等科)と各教室を回っていろいろな遊びをする。賑やかな楽しい笑い声が廊下に聞こえてくる。「もう一回やりたい」と言う生徒の希望で、1月中は短時間ではあるが、遊びを楽しみながら日本の文化の一面にも触れることの出来る新年のスタートとなった。
(寄稿 グラッドストーン日本語学園)
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