ブリティッシュ・コロンビア州ラングレーにあるドライブイン・シアター「Twilight Drive-In」が2月16日、最後となる2024年シーズンの幕を開けた。同シアターは昨年、2024年夏を最後に閉館すると発表していた。
Twilight Drive-Inは2005年、同じオーナーによるサレー市のHillcrest Drive-Inが閉館した2年後にオープン。メトロバンクーバーでは現在、唯一のドライブイン・シアターとなっている。
シーズン開幕に先立ってTwilightはSNSに、オフシーズンの間にビジネス存続を目指して最後の努力を行ったと投稿。リース延長の可能性を探ったが2.4倍の賃料値上げを要求され、さらに過去5年に渡る固定資産税の増加もあり、閉館を余儀なくされたと説明している。
昨年6月ラングレー町議会はシアター存続の方向で検討することを決議した。グローバルニュース電子版の報道によると、エリック・ウッドワード町長は今回の閉館発表について「驚いている」と話している。町長はノスタルジックでユニークなドライブイン・シアターはラングレーの地域経済にも寄与しているとし、その存続を諦めていないという。
一方でシアター側は、ラングレー当局からは昨年6月に町長と話して以来、何の働きかけもなかったと話している。
(記事 編集部)
合わせて読みたい関連記事