7人制ラグビーのセブンズシリーズ第4戦「カナダセブンズ」がバンクーバーで開幕した。パリ五輪を半年後に控え、女子12チーム、男子12チームが、BCプレースで熱戦を繰り広げる3日間の幕が切って落とされた。
1日目はプール戦で各チーム2試合。日本からは女子代表が出場。プールBでこの日は、午前中にオーストラリア、午後はアメリカと対戦した。
「2試合とも入りはうまくいった」平野優芽選手
オーストラリア戦でも、アメリカ戦でも、先制トライを奪ったのは日本だった。2試合とも負けはしたが、「今までこういう大会の課題であった試合の入りの部分ってところは今大会すごく修正することができています」とキャプテン平野優芽選手。そのため、「先制点を取ることができたり、試合の流れを作っていけるところは今までの大会と違って少ない失点で終われている一番の要因かなと思います」とチームの成長に自信をのぞかせた。
ただ、2試合とも勝ち切ることができなかったと反省を口にする。
プール戦は明日フィジー戦が残っている。「トライを取ったすぐ次のプレーで相手にトライを取られたり、自分たちのミスで流れをつかみきれないということがあったので、トライを取った後も乗って次のトライができるようなプレーをしていきたいと思います」と明日を向いた。
2月23日
日本 10-12 オーストラリア
日本 12-26 アメリカ
(記事 三島直美/写真 斉藤光一)
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