バンクーバー・ホワイトキャップスはBCプレースでコロラド・ラピッズと対戦。アディショナルタイムまでもつれた一戦はキャップスが決めて、ホームでは2カ月ぶりの勝利となった。
6月1日(BCプレース:22,979)
バンクーバー・ホワイトキャップス 2-1 コロラド・ラピッズ
先制はホワイトキャップス。前半46分にBerhalterが決め1-0。しかし後半に入り5分で同点に追いつかれる。試合は90分を過ぎても決着がつかなかったが、91分にKreilachが決め、ホワイトキャップスが逃げ切った。
ホームでは4月6日以来の白星
今季は開幕から調子をあげ、西カンファレンス首位に躍り出るほどの好調さだったホワイトキャップスだが、5月に入り勝てない試合が続いていた。
5月はレギュラーシーズン6試合、カナディアン・チャンピオンシップ2試合の超過密スケジュール。レギュラーシーズンは1勝3敗2分で勝ち点はわずか5ポイント。唯一の白星は5月29日カンザスシティでのスポーティング戦で、2-1で逃げ切った。
そして迎えた6月最初の試合。5月の対戦ではコロラドで0-1と惜敗したが、バンクーバーで雪辱を果たした。
ホームでの勝利は実に4月6日トロントFC戦以来。この2カ月バンクーバーでは吉田選手・山根選手が所属するLAギャラクシーや、スーパースター軍団マイアミ・インテルとの対戦など、話題の試合が多かったがいずれも勝ち星をあげられず悔しい試合が続いていた。
そしてようやく2カ月ぶりにホームで勝利を味わったホワイトキャップス。2連勝で6月からの浮上のきっかけとしたい。
カナディアン・チャンピオンシップは準決勝に進出
カナダのプロサッカークラブで戦うカナディアン・チャンピオンシップが5月から始まった。ホワイトキャップスは、カルガリーに本拠地を置くカバルリーFCと対戦。第1レグは5月7日カルガリーで行われ、キャップスが2-1で勝利。第2レグはBCプレースで、0-1でカバルリーが勝利した。
対戦成績は1勝1敗もホワイトキャップスが準決勝進出を決めた。
6月・7月のホームゲーム(https://www.whitecapsfc.com)
6月29日(土)7:30pm セントルイス・シティSC戦
7月17日(水)7:30pm スポーティング・カンザスシティ戦
7月20日(土)7:30pm ヒューストン・ダイナモ戦
(写真 斉藤光一/記事 編集部)
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