路面にレンガが敷き詰められ、蒸気時計が15分ごとに汽笛を鳴らすレトロな雰囲気が人気のガスタウンが今夏は歩行者天国として開放される。実施は7月、8月。
7月4日、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市は「ウォーター・ストリート歩行者ゾーンパイロットプログラム」を発表。ウォーターフロント駅側のコルドバ・ストリートと交差するウォーター・ストリート入口から、カラル(Carrall)ストリートと交差するメープルツリー・スクエアまでを、一部の車両を認めるだけの歩行者天国とする。
市は「ウォーター・ストリート歩行者天国は、7月から8月にかけて、ビジネスやコミュニティのつながりをサポートする、活気に満ちた活性化された『市民優先』の場所となる」と発表。通りには、椅子、パティオ、商品展示、ファーストネーションズによるストーリーテリングやアートワークを設置し、ライブ・パフォーマンスや特別イベントなども行われる。
メープルツリー・スクエアなどは完全歩行者天国に
ウォーター・ストリート300ブロック(コルドバ・ストリートとの交差点から蒸気時計まで)とメープルツリー・スクエアは完全歩行者天国になっている。その間の2ブロックは商業車両などが出入りできるだけとなる。
ただし、イベントが開催される8月3日、31日のオープン・ストリート・デーは完全歩行者天国に。
7月、8月のガスタウンへのアクセスは、近くの公共交通機関最寄り駅やバス停から徒歩か、自転車の利用を推奨している。車の場合は近くの駐車場が利用できる。
バンクーバー市は今回のパイロットプログラムについての市民や利用者の意見を募集している。詳しくはバンクーバー市のホームページを参照。https://vancouver.ca/streets-transportation/water-street-pedestrian-zone-pilot.aspx
(記事 編集部)
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