銃殺された男性被害者が暴行事件の容疑者と判明

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州メトロバンクーバー郊外で起きたギャング絡みとみられる射殺事件の被害男性が、9月初めに起きた暴行事件の容疑者だったことが分かった。

 9月21日にラングレー地区でアルバータ州エドモントン市在住ジョナサン・ヘブラダ-ウォルターズさんと別の男性1人が銃撃され、ヘブラダ-ウォルターズさんは現場で死亡した。もう1人の被害者もけがを負ったが命はとりとめた。両被害者とも警察に知られた人物だった。

 9月27日、警察はヘブラダ-ウォルターズさんが2週間前に起きた別の暴行事件の容疑者の1人と発表した。

 暴行事件は9月8日にBC州ミッション市で起きた。ファストフードチェーン店ティム・ホートンズのドライブスルーで、カップルが前に止まっていた乗用車にクラクションを鳴らしたのが始まりだった。カップルは2キロメートルに渡り追いかけられた末に乗用車に乗っていた2人に野球バットで殴られた。2人は病院に運ばれたが命に別条はないと警察は発表している。バットで殴った2人のうち1人がヘブラタ・ウォルターズ容疑者だった。

 ミッションRCMPは今回の射殺と暴行事件に関連性はないとみている。ミッション市の事件でいたもう1人のアンバー・ジェネレ・テイズ容疑者は、現在カナダ全国で指名手配されている。テイズ容疑者はBC州を含む西カナダを逃走中とみられており、警察は目撃した場合は近づかずに911に連絡するよう呼びかけている。

(記事 編集部)

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