13歳女子への暴行事件、10代5人を逮捕

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州ケローナ市で起きた13歳女子への暴行事件で、ケローナRCMP(連邦警察)は10月2日、ユース5人を逮捕したと発表した。

 事件が起きたのは9月27日午後8時30分ごろ。ボイス-ギロ・ビーチ・パークで複数のユースが被害者を地面に押し倒して殴ったり、砂をかけたりといった暴行を加えた。被害者は重症を負い、病院に搬送された。

 現場ではユース約30人が暴行の様子を見物したり撮影していたという。そのうちの1人が警察に通報し、もう1人が暴行を止めようとしたとして、警察はこの2人に謝意を表している。

 逮捕された5人の容疑者は全員18歳以下で、現在は厳しい条件のもとに釈放されている。

 オンラインでは暴行シーンを映したビデオが出回っているという。警察はこのビデオの拡散を止めるよう呼びかけている。またこの事件の情報提供も求めている。

 警察によると、2023年にケローナで起きたユースの暴行事件は41件で、2022年の16件から著しく増加している。2023年に起きた事件のうち、30%以上が熊退治スプレーを含む武器を用いたものだという。

(記事 編集部)

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