すでにMLSプレーオフ進出を決めているバンクーバー・ホワイトキャップス。しかし勝ち点によって順位が変わるため、勝ってなるべく上位を狙いところ。試合前の時点で3位とはわずか6ポイント差だ。
残り3試合を3連勝すれば4位以上も十分狙える位置で10月5日、迎えたのは8位のミネソタ・ユナイテッドFC。勝てば条件次第では7位以内が確定、負ければ8位となる一戦だった。
10月5日(BCプレース:21,349)
バンクーバー・ホワイトキャップス 0-1 ミネソタ・ユナイテッドFC
ホワイトキャップスはPKを取られ、24分に先制点を許す。35分には相手オウンゴールで同点に追いついたかに見えたが、ビデオ判定の結果、直前のプレーでホワイトキャップス選手の反則を取られ、ノーゴールとなった。後半は両チームとも無得点で試合はPKの1点で決まった。
2試合連続無得点が響く
GK高丘は随所に好セーブを見せ、チームの危機を救った。PK以外は堅い守りで失点を最小限に抑えた。しかし、得点できない。チャンスはあったもののゴールに結び付かなった。高丘は「それが今のこのチームの実力だと思います」と厳しい見方をした。「このままではプレーオフを勝ち抜けないと思いますし、全体的に足りないという印象です」と言う。
この日は7位以上を確定できるチャンスだった。「今日の試合は勝たなくてはいけなかったのですが、それを落としてしまい非常に悔しいです」。
残りは2試合。次は13日、レギュラーシーズンのホーム最終戦、19日にはレギュラーシーズン最終戦となる。2連勝すれば、まだ5位を狙えるチャンスはある。
高丘は「レギュラーシーズンの試合はまだ2試合あるので、そこはしっかり勝って、トップ4はもしかしたら難しいかもしれませんが、なるべく高い順位で(シーズンを)終われるようにしないといけないと思います」と次の試合へ、前を向く。
ホームのファンには、「スタジアムでも日本語で声をかけてくれたり、多く声援をいただいているので、良い結果で返せるようにしていきたいです」と語った。
レギュラーシーズンのホームゲーム(https://www.whitecapsfc.com/)
10月13日(日)4:30pm LAFC戦
(記事 編集部/写真 斉藤光一)
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