第50回衆議院議員総選挙在外公館での投票が10月16日から開始

 第50回衆議院議員総選挙が2024年10月15日に公示され、在外公館での投票が10月16日から始まった。

 2023年2月17日から最高裁判官国民審査法の一部を改正する法律が施行されたため、今回の衆議院議員選挙から日本国外に居住している国民も最高裁判官国民審査の在外投票ができるようになり、第26回最高裁判所裁判官国民審査も同時に行われる。

 投票期間は10月16日(水)~10月19日(土)、投票時間は午前9時30分~午後5時(投票期間・時間は各在外公館に確認)。

 今回は、令和6(2024)年10月参議院議員補欠選挙(岩手県選挙区)も実施される。

 投票には、在外選挙人証とパスポートなどの身分証明書が必要。在外公館での投票以外にも、郵便による投票、日本国内での投票も選択できる。

 また、衆議院小選挙区間の格差を2倍未満に是正する関連法令の改正により衆議院小選挙区の区割りが改定され、今回の選挙から新しい小選挙区の区割りが適用される。対象となるのは以下の25都道府県。該当する場合は自身の選挙区を確認する。

 北海道、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、岐阜県、静岡県、愛知県、滋賀県、大阪府、兵庫県、和歌山県、島根県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、福岡県、長崎県。

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在外選挙の詳細について

 今回の在外選挙による投票に関する詳細は以下の通り(在カナダ日本大使館ホームページより抜粋)。または、各在外公館の「衆議院議員総選挙等に伴う在外選挙の実施について」を参照。

1.選挙の日程

公示日:令和6(2024)年10月15日(火)
※令和6(2024)年10月参議院議員補欠選挙(岩手県選挙区)の告示日は10月10日(木)

在外公館投票開始日:令和6(2024)年10月16日(水)

日本国内の投票日:令和6(2024)年10月27日(日)

2.投票できる人

(1)第50回衆議院議員総選挙・第26回最高裁判所裁判官国民審査

在外選挙人証をお持ちの方

※在外選挙人証は申請に基づいて交付されます。
※申請手続について知りたい方は、在外選挙人名簿登録申請の流れのページをご参照ください。

(2)令和6年10月参議院議員補欠選挙(岩手県選挙区)

岩手県内の市町村の在外選挙人名簿に登録され、在外選挙人証をお持ちの方

3.投票方法

 「在外公館投票」、「郵便等投票」または「日本国内における投票」のうちのいずれかを選択して投票することができます。あなたにあった投票方法を知るには以下の投票方法のページをご参照ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/vote.html

 在外公館投票

投票期間:令和6年10月16日(水)~10月19日(土)
※衆議院議員総選挙等の実施により、10月12日(土)に予定されていた参議院議員補欠選挙(岩手県選挙区)の在外公館投票も上記日程での開催となります。

投票時間:09:30~17:00(各在外公館のホームページを参照)
投票場所:カナダ国内の在外公館
持参すべき書類:(1)在外選挙人証 (2)旅券等の写真付身分証明書

 郵便等投票

(1)登録先の市区町村選挙管理委員会の委員長に対して、直接、投票用紙等を請求してください。投票用紙の請求は、選挙の告示前であっても、いつでもできます。請求の際は在外選挙人証を必ず同封してください。請求用紙は、在外選挙人証とともにお配りした「在外投票の手引き」からコピーするか、在外選挙関連申請書一覧のページからダウンロードしてください。

(2)投票用紙が送られてきたら、選挙の公示日の翌日(10月16日(水))以降に、投票用紙に記入して、登録先の市町村選挙管理委員会の委員長宛てに送付してください。

(3)国内投票日の10月27日(日)の投票所が閉じられる時刻(原則午後8時)までに、投票所に到着するよう、登録先の市区町村選挙管理委員長宛てに送付する必要がありますので、注意してください。

(注)「郵便等投票」の手続には一定の時間がかかります。「郵便等投票」のご利用をお考えの方は、あらかじめ手続にかかる時間や日本と当国(地)の間の郵便事情をご確認の上、ご活用ください。(郵便等投票のための投票用紙の交付を受けた後でも、郵便等投票から在外公館投票に変更することはできますが、その場合、在外選挙人証がお手元に戻っている必要がありますのでご注意ください。)

 日本国内における投票 

 在外選挙期間中に一時帰国する場合や、帰国後国内の選挙人名簿に登録されるまでの間(転入届提出後3か月間)は、登録先の市区町村選挙管理委員会が指定した投票所等で、在外選挙人証を提示して、下記(1)~(3)のいずれかの方法で投票することができます。

【公示日の翌日から国内投票日の前日まで】

(1)期日前投票
登録先の市区町村選挙管理委員会が指定した期日前投票所における投票。

(2)不在者投票
登録先以外の市区町村における投票。

【国内投票日当日】

(3)投票所における投票
登録先の市区町村選挙管理委員会が指定した投票所における投票。

日本国内における投票の詳細については、登録先の市区町村選挙管理委員会にお問い合わせください。

4.選挙広報・候補者情報

・公示後、選挙広報が各選挙管理委員会のホームページに掲載されます。
・候補者情報については総務省ホームページからご確認ください。

・衆議院議員総選挙
https://www.soumu.go.jp/senkyo/50ge/index.html

・最高裁判所裁判官国民審査
https://www.soumu.go.jp/senkyo/50ge/shinsa.html

5.その他

各選挙人が投票する衆議院議員小選挙区は、在外選挙人証の表面に記載されていますが、令和4年11月に区割り改定が行われたことにより、変更が生じている場合もありますので、あらかじめご確認願います。

※衆議院小選挙区の区割りの改定等については、総務省ホームページ(衆議院小選挙区の区割りの改定等について)をご覧ください。

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