バンクーバー・ダウンタウンで刺傷事件、犯人は警察に射殺される

 バンクーバー・ダウンタウンのコンビニエンスストアで12月4日、ナイフを持った男が現れ、人を刺す事件が起きた。

 現場はBCプレース近くのロブソン・ストリートとハミルトン・ストリート付近。バンクーバー市警察は午前11時30分ごろ、近くのレストランから「男がアルコールを盗み、さらにナイフを持っている」との通報を受けた。警察はバンクーバー中央図書館近くのセブンイレブンで武装した容疑者を発見。男は警察の銃撃を受けて負傷、病院に運ばれたが死亡した。

 この事件で、1人が手をナイフで刺され、もう1人が顔にけがを負った。警察によると、いずれも命に別条はないという。

 報道ではセブンイレブンの外にいた目撃者の話として、容疑者はカウンターの後ろにある煙草を盗もうとしたと伝えている。店員に止められると、ナイフを持ち出し、男性を刺そうとした。男性が逃げたため容疑者は代わりに女性を刺した。また警察による容疑者への銃撃は10発だったとしている。

 この事件に関しては容疑者が死亡したため、一般市民による警察の監視団体Independent Investigations Officeが調査を進めている。

(記事 編集部)

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