🎵ジングルベル🎵サンタが町にやって来る🎵
2024年12 月17日、世界各地からの人々を魅了するバンクーバー・ガスタウンは、高層ビルの脇にありながらも、人々の歴史を感じさせる。
見事な壁画や、アンティーク家具を備えたイタリアン・レストランを会場に開催されたのは、日本カナダ商工会議所主催のクリスマス・パーティ。
さまざまなバックグラウンドを持つ、バラエティに富む参加者たちの笑顔に包まれ、煉瓦造りの暖かみの中で、世界がひとつになり、新しい歴史を築き始めるパッションに溢れた。
総勢36名が集った中、ゲストの髙橋良明バンクーバー総領事は、アフガニスタン赴任時のエピソードを、ユーモアたっぷりに語り、大きな喝采を得た。
例年、クリスマス・パーティにおいて、日本カナダ商工会議所の『小松和子アワード』の授賞式が行われ、本年度は6名の受賞者が選ばれた。
3つのカテゴリーを持つ同アワードは、日本とカナダをつなぐ活動を通して、日系カナダコミュニティに貢献した人々に贈られる。
カテゴリー 1:
ジョージ・シム氏(ライオンズ・ノースショア・ユース・エクスチェンジ会長)長年に渡り、ノースバンクーバー市と千葉市の姉妹都市交流を推進して来た中心人物。
村上陽子(グラッドストーン日本語学園 学園長)50年に渡り、2千人以上の日本人やカナダ人に日本語を教えてきた。
カテゴリー2:
ケーシー若林氏(日本カナダ商工会議所副会長)10年間に渡り、日本カナダ商工会議所の事務局長、副会長を歴任。
鈴木美和氏(日本カナダ商工会議所理事)理事に就任して 2年目で、積極的に会の活動を行い、特に本年は UBC キャリア・ネットワークの学生たちと日系コネクト・フェアやグローバル社会で活躍できる若者養成のための「繋ぐ塾」を開催。
カテゴリー3:
清野健二氏(バンクーバー神輿櫻會)長年お神輿を担ぎ、8年前から神輿グループ、櫻會を創設。
ダグ・マスハラ氏(テツ太鼓)日本の伝統和太鼓をカナダの子供たちに教えて22年。
最後に、サミー高橋会長は、日本カナダ商工会議所の存在意義と役割について「この会は日本人以外の人たちもメンバーとして含み、理事会や年次総会、クリスマス・パーティなどは、すべて英語を公用語として使用している。日本とカナダをつなぐマルティカルチュラルな人々を結ぶ連邦政府が承認した唯一の日系ビジネス団体として、ビジネスのみならず、文化、教育、観光等の分野で活動しいることが特徴である」と語った。
撮影 編集 吉川英治
(寄稿 日本カナダ商工会議所)
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