第43回モントリオール国際芸術映画祭開幕、日本作品「Viva Niki タロット・ガーデンへの道」上映

「Viva Niki タロット・ガーデンへの道(英題:Viva Niki - The Spirit of Niki de Saint Phalle)」より。Photo courtesy of VIFF
「Viva Niki タロット・ガーデンへの道(英題:Viva Niki - The Spirit of Niki de Saint Phalle)」より。Photo courtesy of VIFF

 第43回モントリオール国際芸術映画祭が3月13日に開幕した。日本からはドキュメンタリー映画「Viva Niki タロット・ガーデンへの道」が公式招待作品として上映される。

 フランスを代表するフェミニスト・アーティスト「ニキ・ド・サンファル」の人生と作品を追ったドキュメンタリー。世界で活躍する女性アーティストを撮り続けてきた写真家松本路子が映画初監督を務める。ナレーションを担当したのは歌手で俳優の小泉今日子、エンディング曲でも上田ケンジとのユニット「黒猫同盟」として参加している。

 ニキの集大成としてイタリア・トスカーナに制作した彫刻庭園「タロット・ガーデン」。1981年からニキと10年以上にわたり交流してきた松本路子自身がその庭園を訪れ、ニキが歩んだ道を辿る。

 同作は昨年のバンクーバー国際映画祭でも上映され、好評を得ていた。

上映は以下の通り。

ケベック国立美術館
2025年3月19日(水)10:30〜

シネマ・デュ・ミュゼ – Auditorium Maxwell-Cummings
2025年3月21日(金)17:15~

詳しくはウェブサイトを参照:https://lefifa.com/en/catalog/viva-niki-the-spirit-of-niki-de-saint-phalle

(記事 編集部)

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