メトロバンクーバーでクーガー出没続く

 最近、メトロバンクーバーでクーガーの目撃情報が続いている。特に多いのがコキットラム、ポートムーディ、アンモアという。野生動物保護や自然保全を行う、Conservation Officer Serviceが、犬の散歩の際にはリードの使用を呼びかけている。

 2月10日の夜にはコキットラムに住む男性が、小型犬を自宅の外に出したところクーガーが連れ去ろうとした。男性が追いかけたために、クーガーは犬を置いて逃げた。

 襲われた犬は獣医の治療を受けたが、命に別状はない。

 コキットラム周辺でクーガーが人を襲おうとしたという報告は今のところないが、クーガーが目撃されている地域では注意が必要という。Conservation Officer Serviceではクーガーを見かけたら、子どもやペットは屋内に連れて入ることを勧めている。

 また、ペットフードや鳥の餌を屋外に出していると、アライグマやリスが来て、さらにはこれらの動物を狙ってクーガーが近付く可能性があるという。 1月にはウィスラーの北で、69歳の男性が、さらに2月7日にはハイカーに人気のバンツェンレイクで犬が襲われた。男性は重傷を負った。

 住宅街にクーガーが出没したり、ペットを襲った場合は、Report All Poachers and Polluters (RAPP) 1-877-952-7277またはTELUS Mobility  利用者は #7277まで通報。