新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大を受け、米国以外から航空機で入国するカナダ国籍者や永住権所持者に対して、到着空港で新型コロナウイルスのテストを受けて、結果が出るまで隔離を行うとカナダ政府が11月30日に発表した。
新型コロナウイルスのワクチン接種を終えている人が対象となり、水際措置の導入日はまだ明らかになっていない。
ワクチン接種を受けていないものの、カナダに入国する権利のある人は引き続き、到着時、および8日目に新型コロナウイルスのテストを受けるほか、入国から14日間は隔離を行う。
カナダ政府は11月30日の時点ではワクチンの接種を終えている人に対しては、ランダムに選ばれた人のみに入国時検査を行っているが、この措置が始まると米国以外からの全ての航空便での渡航者は空港で検査を受け、結果が出るまで隔離となる。
また26日に発表されたアフリカ南部の一部の国からの外国籍の人の入国停止についても、エジプト、ナイジェリア、マラウィが追加された。12月1日より
- ボツワナ
- エジプト
- エスワティニ
- レソト
- マラウイ
- モザンビーク
- ナミビア
- ナイジェリア
- 南アフリカ
- ジンバブエ
に過去14日間、滞在していた外国籍の人はカナダには入国できなくなる。