BC州、豪雨被災者への緊急支援金の給付拡大

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州が11月14日からの豪雨の被災者に対する、緊急支援金の給付を拡大する。12月5日に州政府が声明を出した。

 BC州の緊急支援金は、11月14日から12月2日までの豪雨で大きな被害を受けた人が生活を再建するためのプログラムで、州の北西部、南西部、中央部、南東部およびバンクーバー島の被災者に対象を拡大した。

 また、この緊急支援金は損失を補てんする保険がないホームオーナーや借家人・テナント、農場を持つ人、慈善団体が、申請することができ、承認を受けた損失額の80%が支払われる。ただし、損失額は1000ドルから30万ドルまでとする。申請期限は2022年3月3日。

 これに先立ち州政府は、11月14日から16日に発生した豪雨の一部被災者に、一世帯あたりで2000ドルを支給することを11月23日に発表している。

 支給を受けるのは、11月14日から16日に起きた洪水や土砂崩れでプライマリーレジデンスが避難命令を受けた世帯となっている。受給対象世帯にはカナダ赤十字を通じて2000ドルが支給される。

 カナダ赤十字では被災者への義援金も受け付けている。
オンラインでは redcross.ca
電話 1-800-418-1111

 さらにカナダ連邦政府とBC州政府は、11月17日から12月26日までは豪雨被災者へのカナダ赤十字への寄付に対して、それぞれ同じ金額を上乗せしている。つまり1ドル寄付すると、連邦政府と州政府が1ドルずつ上乗せするので3ドルが義援金となる。

豪雨被害者に対するBC州政府の各種サポート
https://www2.gov.bc.ca/gov/content/natural-disaster/support/home

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