北米で3番目に大きい10キロレース、バンクーバーサンランが4月24日に開催され、18,606人のランナーらがさわやかな汗を流した。
今年のサンランはリアルイベントのほか、バーチャル、バーチャルとリアルのハイブリッド、さらに子ども向け2.5キロレースのミニサンランが行われた。
10キロレースは、ジョージアストリートのバラード駅に近い場所がスタート地点。ダウンタウンからイングリッシュベイ沿い、バラードブリッジ、フォールスクリーク周辺を走り、BCプレースがゴールとなるコース。
日本人で1位となった若杉遼さんはバンクーバー新報の取材に、「こういう厳しい状況の中で仕事もリモートで家にこもることが多くなって、通勤で歩くこともなくなってしまいました。そこで、去年(2021年)1年間毎日走ることにチャレンジしました。なんとかやり通して、せっかくだからと5月のBMO バンクーバーマラソンにエントリーすることに決めました」と語った。2回目のサンラン参加だったという。
「今回の大会は、実は今週末の本番の前哨戦と思って、トレーニングの締めくくりとして走ったんですね。久しぶりの大人数のランナーや応援の中でのマラソンが楽しかったです。また少しずつ元の生活にもどっていけているのが実感できて、関係者やボランティアのみなさまに感謝しています。楽しすぎてちょっとオーバーペースし過ぎてしまいました(笑)。でもまた、来年も出走したいと思います!」
2021年はバーチャルで開催されたものの、リアルでのレースは新型コロナウイルス感染拡大により2020年から中止となっていた。2019年の参加者数は38,850人だった。
合わせて読みたい関連記事