日本政府は9月26日(現地時間)、「新型コロナウイルス感染症に関する水際措置見直し」の詳細を発表した。
内容は、外国人の新規入国制限・検査等・入国者総数管理の見直し、査証免除措置の適用再開、空港・海港における国際線受入の再開。
適用は10月11日午前0時から。
帰国者・入国者の入国時検査免除
日本政府は、全ての入国者を対象に入国時検査を行わないと発表した。ただし、全ての帰国者・入国者について、世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに掲載されているワクチン接種完了(3回接種)証明書か、出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書のいずれかを提出しなければならない。
また、新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者は、入国時検査を受ける。
外国人の新規入国制限の見直し
外国人(外国籍)の新規入国について、日本国内に所在する受入責任者による入国者健康確認システム(ERFS)での申請を求めないと発表した。外国人観光客の入国について、パッケージツアーに限定する措置も解除する。
また、査証(ビザ)免除措置の適用を再開する。
これで、国籍や出発地、新型コロナワクチン接種の有無にかかわらず、ワクチン接種完了や新型コロナ陰性証明の提示などの条件を満たせば、全ての人が10月11日以降入国できることになる。
日本外務省サイト:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2022C083.html
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