発足から10周年を迎えた建友会が、11月16日、年次総会を開催した。会場となった隣組とZoomでの参加者をつないで、2022年度(2021年11月1日~10月31日)の会計、実施イベントなどの報告を行った。サクラデイズ・ジャパンフェアでのイベント、日系祭りの櫓組み、現場見学会、講演会、建友会サロンなどの開催が報告された。
2021年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、Zoomやハイブリッドでのイベントもあったが、対面も多く実施できた。2023年度はもっと対面で実施できればと思っていると総括した。
また、2023年度(2022年11月1日~2023年10月31日)の会長、副会長、役員も紹介。会長は松原昌輝、副会長は三河慎修、役員は、伊藤公久、和田健治、吉武政治、花木康臣、西澤弘宣、後藤沙耶花、木元くみ子、Thomas Palmer(順不同、敬称略)。
2023年度に予定しているイベントも紹介。これまで同様に、現場見学会、講演会、建友会サロンの開催と共に、10周年記念イベントも予定している。
松原会長は「(建友会に)興味がある人がいれば、紹介してもらって会員になってもらいたいと思います」と呼びかけた。
この日は、報告会の後、建友会サロンを開催。建築に関するさまざまなトピックについて、意見や考えを思い思いに述べ、情報交換。デザインをする時に大切にするのは依頼者の意見を尊重することや、プロジェクト内で決断する時には誰かが決断しなければならない場合どう決断するのが最も効果的か、またノースバンクーバーのロンズデールキー周辺にも話が及んだ。建友会サロンは参加者同士の情報交換の場として不定期で開催されている。
建友会
2012年11月に発足したバンクーバー地域の建築・建設関係者のコミュニティ。会員数63人(付帯会員を含む)。
グレーターバンクーバーとその近郊で活動する建築・建設および周辺産業に従事する会員がお互いに切磋琢磨し、幅広く深い技術力を持った集団に成長することと、会員それぞれの事業の発展を促す環境整備と相互協力を深めることを目的としている(建友会ホームページより抜粋)。
建友会ホームページ:kenyukai.ca
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