今年で第35回を迎えたブリティッシュ・コロンビア(BC)州日本語弁論大会がバンクーバー市にあるブリティッシュコロンビア大学(UBC)アジアンセンターで3月4日に開催された。共催:BC州日本語弁論大会実行委員会、在バンクーバー日本国総領事館、協力:UBCアジア研究学科、UBC、ローカル企業・団体、日本の姉妹都市。
過去2回は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、第33回はオンラインでのみで、第34回は出場者と関係者のみ会場で、あとはオンラインで視聴だったが、今年は一般にも公開された。
午前中は高校生の部、初級、中級、オープンの3カテゴリーが、午後からは大学生・一般の部、初級、中級、アドバンス、オープンの4カテゴリーが行われた。
高校生の部の初級・中級は持ち時間3分、オープンは4分、大学生の部は、初級は4分、中級以上は5分で、それぞれ自分たちの内容を発表した。
発表者は、BC州、ユーコン準州に居住し、日本語を母国語としない人が対象。各地から応募し、予選を通過した41人が参加した。
第35回BC州弁論大会の結果は以下の通り。大学・一般部門の各カテゴリー優勝者は、3月26日にオンタリオ州ジャパンファウンデーション・トロントで開催される「カナダ全国日本語弁論大会」に出場する。
高校生の部
初級(Beginner)
1位 Victor Beasさん「⽂化の継承」
2位 Min Hong Kimさん「⽇本語の勉強を始めたきっかけ」
3位 Shawn Wuさん「『謙虚』の『虚』」
中級(Intermediate)
1位 Isabel Hebertさん「ソーシャルメディアと若者のメンタルヘルス」
2位 Elise Chanさん「謙虚」
3位 Hailan Helen Tanさん「⾃分を⼤切にすることの⼤切さ」
オープン(Open)
1位 Kippei Shojiさん「僕と芸術」
2位 Hikaru Ozdumanさん「⽇本語の深さ」
3位 Katelyn Makiharaさん「⾃由を捨てて⾒つけた⾃由」
大学生・一般の部
初級(Beginner)
1位 Brady Reelederさん「挫折がくれたもの」
2位 Heao Sunさん「⽇本のサッカー」
3位 Corey Chanさん「後悔はない」
中級(Intermediate)
1位 Serena Pongさん「どこに引っ越しても、カルチャーショックを受けない⽅法」
2位 Christopher Chenghao Wangさん「過去の繭を破りましょう」
3位 Harry Kwonさん「逃げたところには楽園がない」
アドバンス(Advance)
1位 Joon Woo Parkさん「京都の飴ちゃん」
2位 Ingrid Abigail Masさん「写真と違う絵」
3位 Vandhana Kammampatiさん「⼼の絆」
オープン(Open)
1位 Tielia Youngさん「80歳まで学部⽣」
2位 Naruhito Kruschenさん「⾍の知らせ」
3位 Xihan Yunさん「サッカーと⼈⽣の哲学」
Outstanding Effort:
Lexi Lawsonさん「⼩さい植物」(高校生の部・中級)
Kristy Hanさん「蝶」(大学生の部・中級)
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