エドサトウ
カルラを思いついたように書き出したが、未熟者の小生が書くのだから、資料の本は多くあるものの、呑み込みこめていないから、何となく消化不良という感じはいなめない。次の機会があれば、これを元により良いものを書ければと思うのである。
今回、もう少し書いてみたいと思ったのは、当時の弥生時代にお金である貨幣は無かったであろうから、なんで鉄のかたまりを買ったのであろうか?あるいは物々交換と考えれば、例えば、日本にはすでに絹織物があり、その織物とか、お米とか、日干しの魚とか、それらを入れたであろう土器などが考えられる。弥生時代は、一万年以上も続いた縄文文化が海洋民族などにより、外からの影響を受けて、米の生産や絹の生産が始まり大きく変化していく時代であったのかもしれない。新しい農耕技術や水田を作る土木技術や思想(道教)の影響をうけたようにも想像できる。伊勢神宮などは道教の影響をうけているとあるのをみれば、日本人の道徳観とか、農業技術はお宮さんによって広められたのかもしれない。
お宮とは、中国では神社ではなく役所の意味であったらしい。お宮の神主さんは、今で言えば農業技術の指導者であり、その余剰生産物を供養としていただく役人であるから、当然、読み書きもできたのであろう。どちらかと言えば、道教による中国式の文化が拡散した時代が弥生時代であったように思われる。
鉄などの農具が入ってくれば、お宮さんによって農産物と交換で販売されて、日本全国に拡散していったようにも思える。
(つづく)
投稿千景
視点を変えると見え方が変わる。エドサトウさん独特の視点で世界を切り取る連載コラム「投稿千景」。
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