裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会、新渡戸記念庭園で開催

新渡戸記念庭園の一望庵での茶会の様子。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
新渡戸記念庭園の一望庵での茶会の様子。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

 すっきりとした秋晴れとなった10月7日、裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念の茶会がブリティッシュコロンビア大学(UBC)構内にある新渡戸記念庭園の一望庵で行われた。

 同会によると、新型コロナウイルス禍で3年以上、従来の活動ができなかったため、内々での祝い行事になったという。

 今回の茶会は、シュナイダー社中、境野社中、高橋社中、森社中が主催。最初の席には、在バンクーバー日本国総領事館丸山浩平総領事夫妻、UBC Botanical Gardenアソシエートディレクターのタラ・モロー博士、裏千家淡交会ビクトリア協会代表らが出席した。

主菓子「唐錦」、干菓子「亀末廣松葉と紅白落雁」。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
主菓子「唐錦」、干菓子「亀末廣松葉と紅白落雁」。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

 厳かながらも和やかな雰囲気での茶会を演出したのは、今年100歳を迎えた鵬雲斎大宗匠によるかけ軸「寿 福来る」、会員が手づくりした秋の風景を感じさせる主菓子「唐錦」、そして干菓子「亀末廣松葉と紅白落雁」で、祝いの席に花を添えた。

 茶席には4席で40人を超える会員が参加。青空の下で開催された茶会に、色とりどりの着物姿も艶やかに、普段は静寂な新渡戸庭園がひと時の華やかな雰囲気に包まれた。

茶会に招かれた丸山バンクーバー総領事夫妻、新渡戸記念庭園の一望庵で。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
茶会に招かれた丸山バンクーバー総領事夫妻、新渡戸記念庭園の一望庵で。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会(左から)高橋恭子さん、森美和子さん、シュナイダー・キース裏千家出張所長、本間真理会長、丸山浩平総領事夫妻、境野章子さん。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会(左から)高橋恭子さん、森美和子さん、シュナイダー・キース裏千家出張所長、本間真理会長、丸山浩平総領事夫妻、境野章子さん。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会で。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会で。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会の受付で。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today
裏千家淡交会バンクーバー協会60周年記念茶会の受付で。2023年10月7日、ブリティッシュコロンビア大学構内新渡戸記念庭園。Photo by Koichi Saito/Japan Canada Today

(記事 編集部/写真 斉藤光一)